海外赴任で、日本の良さを再発見

私は今から10年前、イギリスのロンドンへの赴任を命じられ、その後4年間、家族と共にロンドン市民として過ごしました。

住宅は会社から提示された候補の中から選び、一部住宅手当が出るのですが、ロンドンの家賃ははっきり言って東京より高いです。

大体1.5倍ぐらいの感触を持ちました。いくらかの実費負担はしなければなりません。ロンドン、ヨーロッパ全体に言えることですが、あまり新築というものがなく、昔からの家にリフォームを重ね、次に住む人に受け次いでいくというスタイルです。

家賃が高くとも古い、というのが一般的です。私達が苦労したのが、水回りです。日本のように当然のごとく、勢いのあるお湯がすぐに出ると思っていたのですが、ジョボジョボと弱々しい水がやっと出てくるといった感じで、水がお湯に変わるまで時間が掛かります。

トイレも頻繁に流さないとすぐにつまります。水道水は土地が石灰が主なためか、そのままでは飲めません。日本は本当に水道事情に恵まれていると思います。良い点があるとすれば、建物の古さを活かして、中古の味のあるインテリアを飾れるところでしょうか?

イギリスはこのアンティーク家具の市場が活発です。部屋や照明は比較的どこも自分なりにカスタマイズできるので、自分のこだわりを反映できます。

日本の方にあまり知られていないのですが、ロンドンは意外と自然豊かです。私達の借りていた家の庭にも狐の親子が度々遊びにきました。

水回りの不便の我慢、ある程度のお金さえあれば、オシャレに優雅に住めるのがロンドンです。

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