オーストラリアにホームステイした際

待ちに待ったオーストラリアメルボルンに語学留学。現地でホストファミリーと待ち合わせ。

空港から迎えの車に乗り真っ先にホストファミリーの家に到着。想像していた大きいプールと広いリビングとは程遠い1階建ての住まいだった。玄関は2重になっており1つめの鍵を開けまた2つ目の頑丈な扉を開ける必要があった。日本のような狭い敷地に二階建てるのではなく広い敷地に部屋をいくつも造るというつくりだった。一番ショックだったのはお風呂がないこと。オーストラリアも冬場は10度前後になり温かいお湯に浸かりたい気持ちになったが、そんな夢は打ち砕かれた。シャワーもお湯がでる量が限られているため3分だけ使用が許可され、桶にお湯を貯めて体を洗い残ったお湯で髪を洗った。

また最近の日本の住宅は冬暖か夏涼しいといった、断熱材を入れた省エネ住宅の家づくりになっていると埼玉県の遺品整理のプロの仕事をする親戚からホームステイ前に教えてもらったが、オーストラリアはそんなことお構いなし。暑ければ強風の冷房、寒ければ床暖房とヒーターをマックスフル稼働するといった非常に地球に優しくない構造になっていた。また一階建てのため日当たりも良くないので、あんなに日差しの強いメルボルンの太陽を住宅に反映させていない造りが残念だった。しかしオーストラリア人の気質で皆友達が集まり食事をしたりしているとそんなこと関係なく陽気で楽しい時間が過ぎるので非常に満足できる日常生活を送れると思う。